一人暮らしをする際にかかる水道光熱費について徹底解説します。

あなたの水道光熱費は平均よりも安い?高い?

この記事では総務省が実施している家計調査から一人暮らしの平均の水道光熱費がわかります。

また、光熱費を抑えるお部屋探しのポイントや節約術もご紹介します。

水道光熱費とは

水道光熱費とは、生活するのに必要不可欠な電気、ガス、水道を使用するのにかかる費用のことをいいます。

電気は照明やエアコン、テレビなどの家電を使用するのに必要となり、ガスは料理やお風呂に入る際、お湯を出すために必要とします。

このように電気やガスなどは生活するうえで欠かせないものとなっています。

お部屋探しをしていると、つい家賃ばかりを意識した探し方になりがちですが、水道光熱費も含めた毎月の支払額を考えておかないと、生活し始めてから「こんなはずではなかった...」と家計を圧迫する要因になりかねません。

一人暮らしの水道光熱費は毎月約1万円

初めて一人暮らしをする場合は水道光熱費が毎月どのくらいかかるかわかりませんよね?

一人暮らしの1ヶ月あたり水道光熱費は、全国平均で月9,972円です。
※総務省の家計調査より2019年の統計

実は水道光熱費は地域によって料金に差があります。
例えばガス代や水道代は都会よりも田舎の方が高くなるのです。

理由は料金にメンテナンス費用や設備導入にかかるコストが基本料金に含まれているので人口が密集している都市部では一人当たりの負担が減り、人口が少ない田舎では一人当たりの負担が増えるためです。

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ちなみに関東地方の平均は9,649円でした。

 

 

 

では水道光熱費の内訳がどのようになるか関東地方を例に見ていきましょう。

一人暮らしの電気代平均

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冬の時期の1月~3月が一番高い結果になりました。

いくつかの要因があるのですがもっとも大きな要因となるのがエアコンです。

冬場は夏場よりも室内と外気の温度差が大きくなるためエアコンを使う際の電力が増えるのです。また、夏場に比べ冬場は日が短いため照明を使用する頻度が増えるのも要因といえます。

一人暮らしのガス代平均

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ガス代も冬場の1月~3月が最も高い結果となりました。

こちらの要因はお湯の使用にあります。

冬場は夏場に比べ食器や手洗いなどお湯を使用する頻度が増えてしまうこと、またシャワーを浴びる際の設定温度が夏場より高くする人が多いためガス代が高くなる傾向にあります。

更に水をお湯に変換する機器(給湯器)は冬場の冷たい外気の影響を受けるので、夏場にお湯を使うときよりもガスの使用量が増えてしまいます。

最近ではシャワーのみで済ませる人が多くなりましたが、浴槽に浸かる場合はシャワーのみで済ませる場合に比べガスの使用量が増えるといわれています。また、お湯を足さずに追炊きを使用するとしてもガスを使用しますのでやはりガス代が高くなります。

夏場の暖かい時期に比べ冬場の入浴はガス代が高くなるのです。

一人暮らしの水道代平均

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水道代は電気やガスのように季節による大きな差は見うけられない結果になりました。

しかし、職業によっては洗濯を頻繁にしないといけない職種の人や、体育会系の部活をしている学生にとっては夏場よりも洗濯物が増える冬場は水道代が高くなることが予想できます。

※以上の電気・ガス・水道の平均額は総務省家計調査より

光熱費を抑えるお部屋の探し方

角部屋や窓が多い部屋は電気代が高くなる!?

人気のある角部屋は中部屋に比べ外気に接する壁が多いため外気の影響を受けやすくなります。
また、最上階や1階も同じように影響を受けやすくなります。

壁や床天井の中に入れる断熱材(熱を遮断する材料)が十分に使用されていればいいのですが、賃貸の一人暮らし用の物件には十分に使用されていない物件が多くあります。

そのため、ご実家で感じていた温度よりも夏は暑くなりやすく、冬は寒くなりやすい傾向があります。

さらに、壁よりも外気の影響を受けやすい窓は室温に大きな影響を与えるので窓の多いお部屋も注意が必要です。

ガス代は都市ガスの方が安い

お部屋探しは間取りや家賃以外にも、ガスの種類についても注視して探しましょう。

ガスには都市ガスとプロパンガスの2種類があり、通常プロパンガスのほうが都市ガスに比べ料金が2~3倍も高いといわれています。

詳しくは以前記載したこちらをご覧ください。

部屋探しの段階で「都市ガス」と「プロパンガス」の違いを知っておくべき理由

水道光熱費の節約術

電気・ガス・水道は生活をする上で必要となりますが、水道光熱費は普段の生活スタイルを見直すことで節約する事ができます。

そこで、水道光熱費の節約術をご紹介します。

電気代の節約術

待機電力を最小限にして節約する

使っていない家電のコンセントをつけっぱなしにしていませんか?

コンセントを挿したままにしておくと電源を入れなくても微量ながらも電力を消費しています。
これを待機電力といい電気代の1割にもなると言われています。

こまめにコンセントを抜くことで電気代の節約になります。

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エアコンの使い方を見直す節約術

電力消費の大きいエアコンは使い方で大きく電気代が変わります。

エアコンには風量を調節する機能があります。
この風量を「自動」にすることで電気代を安く抑えます。

夏場暑くて耐え難いという場合は小型でもいいので扇風機と併用してエアコンの冷気を循環させるようにしましょう。
扇風機はエアコンに比べ消費電力が少ないので過度にエアコンの温度を下げたり、「強風」にするよりも節約できます。

冬場に薄着で過ごせる室温に設定するのは大きな電力を使用しているといえます。
設定温度を1度下げるだけでも電気代に違いがあるので、トレーナーやニットなど室内用の上着を着て過ごせる温度を保ちましょう。

また、エアコンは動き始めに電力を多く消費します。節約のためと思ってコンビニへ短時間で行く時やお風呂に入る間だけ電源を切ってしまうとかえって電気代が高くなることがあります。

電力会社と料金プランを見直す節約術

今はさまざまな電力会社があるので一人暮らしに適した料金設定をしている電力会社を利用するのがお勧めです。

また、お部屋には使用できる電気量(電流の単位でアンペアといいます)が過度に大きいと高い基本料金を払うことになります。
アンペアを下げて基本料金を見直してみるのも節約になります。

一人暮らし用のお部屋では30アンペアが多いですが、20アンペアでも工夫すれば十分に足ります。
アンペア数が高いほど基本料金は高くなります。

ただし、あまりに下げてしまうとブレーカが落ちてしまい電気を使用できなくなるので気を付けてください。

ガス代の節約術

シャワーヘッドを交換するガス代の節約術

シャワーの水が出る部分をシャワーヘッドといいます。

シャンプーしている最中に蛇口をひねるのが面倒でお湯を出しっぱなしにしていませんか?

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特に温度調整にお湯と水を混ぜるタイプのシャワーは、その都度蛇口を開閉するのは面倒ですよね。
しかし、お湯の出しっぱなしはガス代の無駄になります。

そこで、止水機能の付いたシャワーヘッドに交換するとワンタッチでお湯を出したり止めたりできるので簡単にガス代と水道代を節約できます。

シャワーヘッドは簡単に取り外しができるので試してみてください。
ただし、高性能のシャワーヘッドにすると値段が高いのでガス代が節約できても本末転倒になります。

入浴の際に湯量を調整する節約術

お湯張り機能のあるお風呂だと自動でお湯を溜めてくれます。
この自動でお湯を溜める湯量を初期設定のまま使用しては節約になりません。

湯張りの湯量は設定を変えられるので調整してみましょう。

特に夏場は湯量が少なくても快適な入浴タイムを過ごせるので夏と冬で湯量の調整を使い分けて節約しましょう。

設定温度を下げて節約

そもそもお湯の設定温度が高ければガス代は高くなります。

風邪をひくようではいけませんが、特に夏場は温度を下げて使用するようにしましょう。

水道代の節約術

シャワーヘッドを交換して水量を節約

水道の使用量はシャワーや入浴が大半を占めます。
ガス代の節約でもご紹介したシャワーヘッドを交換すると水道代も節約できます。

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節水機能のシャワーヘッドは少ない水量でもある程度の水圧を体感できるので水圧が弱すぎるというストレスも解消されます。

食器類の洗い方を工夫して節約

当然ですが水を出しっぱなしにしてはいけません。

最初に食器を濡らす時も洗剤使用後のすすぎの時もグラスやお椀、どんぶりに水を溜めて他の食器にうつすようにして無駄な流水を防ぎましょう。

他にも食器洗い用の桶を使用するのも節約効果が望めます。

トイレのレバーを使い分けて節約

トイレで水を流す際のレバーは「大・小」に分かれていますので、少量で足りるときは「小」で流すようにしましょう。

注意点として紙を流す時「小」ではトイレが詰まる場合があるので気を付けましょう。

まとめ

  1. 水道光熱費は平均毎月約1万円
  2. 冬場は夏場よりも料金が高くなる
  3. お部屋探しの段階で光熱費を意識した部屋選びをする
  4. 普段の生活を見直すだけで節約ができる