賃貸物件を探していると「即入居」または「即入居可」という物件があります。
どちらも同じ意味ですのでこの記事では即入居として解説します。

「即入居」と募集されている意味

即入居の物件は基本的に前の入居者が退去された後の室内クリーニングが終了している状態です。
したがって即入居とは現在空室の状態であり、新しい入居者はすぐに入居できる状態であるという意味になります。

募集条項の「現況」または「入居時期」の欄に即入居と記載されています。

他に〇月上旬や〇月〇日など入居できる時期を指定している場合があり、これらは現入居者の退去が予定されているもののまだ入居中である場合、または退去は済んでいるものの室内クリーニングが未完了の状態を指します。

すぐに入居したいけど即入居の物件はいつから入居できるのか?

即入居と募集されていてもお部屋を決めたその日に入居することは難しいといえます。
賃貸物件は入居するまでに以下のスケジュールがあるためです。

◆ 賃貸物件の入居までの流れ

  1. 入居申込
  2. 入居審査
  3. 賃貸契約
  4. 引渡し

入居審査についてはこちらの記事に記載がありますので参考にしてください。 ↓ ↓ ↓

賃貸の入居審査とは?・・・内容と基準を解説

入居審査には早くても1~3日の日数を要します。入居審査に通過、その後に契約を締結し、引渡し(お部屋の鍵を受け取る)となって初めて入居できます。

審査が早ければお部屋を決めてから2~3日で入居は可能となりますが、入居審査を行う大家さんや管理会社によっては審査に1週間以上かかることもあるので、即入居と記載されていても入居できるまでの期間は物件により異なりますので注意が必要です。

もし、急ぎで入居したい場合はあらかじめ不動産屋に伝えておくようにしましょう。

すぐに入居したくない...入居しないといけないの?

即入居の物件だからといってすぐに入居することを条件とされてはいません。
入居はご自身の都合で構いません。

しかし、ここで問題なのは家賃の発生タイミングです。
仮にあなたが引越しを2か月後に予定していた場合に、家賃の発生も2か月後からにできるかというとその希望は通らないでしょう。

なぜなら大家さんにとっては2か月間無収入となるためそこまで待ってくれないからです。

申込から家賃発生までの一般的な期間は2週間前後です。交渉により申込から3週間程度なら延ばせることもありますが、4週間以上となると断られることが多いです。

人気エリアや人気物件であるほど家賃発生までの期間は短縮されやすく、郊外や人気の低い物件は交渉を通しやすい傾向にあります。

あらかじめ不動産屋にお探しのエリアの一般的な家賃発生までの期間を聞いておくようにしましょう。

急いでお部屋を探すときに必要なこと

お部屋を急いで決めても申込や入居審査に必要な書類等の準備ができていないと引渡し日が延びてしまいます。
急いで引越しをするために必要なポイントをお伝えします。

 

 

 

 

不動産屋には内見する前に即入居したい旨を伝える

入居希望日を急いでいる場合のお部屋探しは効率的に動くことが大事です。

即入居の物件でも希望日までに入居できないのであれば内見しても無駄足になってしまいます。
そうした無駄を省くためにも、問合せや訪問した時に「いつまでに入居したい」と意思を伝えることが大切です。この意思を伝えておくことで入居審査を急いでもらい、契約するための準備も急いでもらえますので入居できるまでの期間を短縮できる可能性が高くなります。

申込や入居審査に必要なことはあらかじめ用意する

申込の時点で身分証が必要とされることが一般的です。
身分証は運転免許証と保険証を用意しましょう。運転免許を所有していない場合はパスポートやマイナンバーカードなど写真付きの公的証明書であれば対応してくれます。

また、申込書には連帯保証人や緊急連絡先を記載する必要がありますので、あらかじめ依頼しておくことも重要になります。

入居審査では源泉徴収票など収入のわかる書類の提出を求められることがあります。特に高額物件や大手管理会社の物件に必要とされることが多い傾向となるため、こういった物件を検討している方はあらかじめ用意しておくようにしましょう。

入居を急いでいても焦りすぎないように!

どれだけ急いでいても物件の内見をしないで決めるのはおすすめできません。

即入居の物件というのは最近になって即入居できるようになった物件もあれば、半年以上も前から空いている物件も即入居となります。
長い間空室が続いている物件のなかには室内や周辺環境にマイナス要素を抱えていることもあります。

ネットやチラシだけでは知りえないことが実際に確認することで見えてくることも往々にしてあります。

これからの生活をするうえで、そのお部屋が生活拠点になるのですから、冷静にしっかりと検討することを忘れないようにしてくださいね。